犬のしっぽつかまえた

ブログ書いてみました

小説5

お母さんが参っちゃってる。
もっとくわしく言うと、この間から飼いはじめた、真っ白い鳥、白の具合が悪いみたいで、一日中ぐったりしていることが多いんだって。
毎日毎日、白は動物病院に連れて行かれている。
お薬をたくさんあげないといけないみたい。
白と同じくらい、お母さんも具合が悪いみたい。
 
私が雑草を白にあげてるのはバレてたみたいで、
私はめちゃくちゃに怒られた。
 
リビングに鳥かごをおいていると、
私が覗き込んで白(お母さんは、白のことをエーデル~~~ってすごく長い名前で呼ぶ)の
ストレスになるっていって、白を日の差し込まない暗めの客室に閉じ込めちゃった。
 
寂しいけれど、私のせいだったのかな…。
雑草をあげてたから、白の具合が悪くなっちゃったのかな…。

小説4

最近ずっと雨続き。
 
夜、ベッドに潜り込むと、ベッドの下の住人がいつもどおりお喋りをしているのが気になる…。
白が家に来てから、お母さんや私が白に夢中なのと同じように、
住人たちも白のことがすごく気になっているみたい。
話題はほぼ、白が独占中。
「つややかで美しい翼」
「うららかな○○のような瞳」
「なぜこのような場所に」
「□□なくちばし」
よくわからない難しい言葉で白を褒めまくっているみたい。
 
 
「もしもし、ベッドの下の住人さん。明日の天気は何ですか?」
 
ざわざわしていたベッドの下は一瞬さわっと静かになって、そして一斉に
 
「アメデスヨ。」
の声。
 
明日もまた雨かぁ…そろそろ晴れてくれないと、
白にあげる雑草が取りに行けないんだけど…。

小説3

お母さんが、真っ白い鳥を買ってきた!!
大きくて、見たことがないくらい大きい。
名前はお母さんがすごく長い名前をつけてたけれど、覚えられなくて白って呼んでる。

私の為にって言ってたけれど、白は完全にお母さんの鳥って感じ。
私は触っちゃいけないし、私は餌をあげちゃいけない。
鳥かごを、覗く時はそーっと。

私は仲良くなりたかったんだけど、話しかけると「変な言葉を覚えさせちゃだめっ!」ってお母さんがうるさい!!

仕方ないから、私は学校から帰る途中の雑草を内緒で白にあげることにした。
シロツメクサタンポポホトケノザ…、空き地ならたくさんあるから取り放題だけど、お母さんにばれるとうるさいから、1日1本。

私からは白の顔は見えないけれど、よろこんでくれているといいなぁ。

小説2

私のベッドの下の住人は、とてもお喋り。
誰に言っても、信じてもらえないけれど、夜寝る時に耳を澄ませると、いつもお喋りが聞こえるの。

最初は、虫か何かが喋っているのかな?と思って、ベッドの下の埃を大掃除したんだけど、効果なし!小人が妖精か、そんなものが住んでいるのかな。

親友の いっちゃんは、私が寝ぼけているんだよっていうし。
お母さんは、夢を見ていたのよってていうし。

夜中のヒソヒソ声は、殆どがよくわからないことばかりだけど、時々お父さんのことや、お母さんのこと。
それに、時々私のことも噂しているみたい。
私のことは、チーちゃんって呼ばれてる。

夜寝る時にいっつもうるさいなー!って思うんだけど、一つだけいいことがあるの。
明日の天気が知りたい時、小声で「明日の天気はなんですか?」って聞くと、必ず答えてくれる!
「アメデスヨ」「ハレデスヨ」「カゼツヨイ」
この天気予報は、今までに一度も外れたことがないから、便利。

でも、他のことは話しかけてもなーんにもこたえてくれないんだよねぇ。

私も小説を書いてみようかな

最近、密かに思い描いていることがあります。
それは、私も小説を書いてみようかな、ということ。
売れっ子小説家を目指して!とか
今はやりの、小説家になろう!でライトノベルを!!
とか、そういうんじゃないんです。

ただ、なんとなく…。
自分が思い描いていることを小説の形にするって難しい。
難しいのはわかっているのですが、その練習をしてみたいなと思い始めたのです。

そういうわけで、いきなり私が変な話をブログでしはじめましても、ついにイカれたか!!と思わないで下さいね(笑)

感想は、ほしいような欲しくないような。
でも、上達のためには貰った方がいいんだろうなぁ。
でも、あんまりリアルで会った時に言われると恥ずかしすぎるので、ラインとかでこっそり下さいね(笑)

執着

姉の、姪に対する執着が本当にすごいなと思う。
姪が小さいコロは、まだ彼女も黙っていたけれど、今はどちらも喧々囂々とやりあうようになってしまった。
私の家では、母親に絶対服従的なハウスだったので、そのようなことはなかったのだが、聞いていて呆れてしまうような怒鳴りっぷりである。

こちらの見解としては…
確かに姪にも悪い部分はあるかもしれないのだけれども
基本的に姉が干渉しすぎであるように感じる。

いや、一人だけの子供、かわいいのもわかりますよ。
私だって可愛いもん、頼まれたら、なんでも買ってあげたくなっちゃう^^

でも、彼女に買うと姉がうるさいからね~~w
もう中学生なんだから、そろそろ自立すると思って手を引かないと。
ヘタすると一生恨まれるようになっちゃうと思っているよ。

叔母の恋人

彼は別に嘘つきではないのだけれど…
いかんせん、話に信ぴょう性が無い。
何を話していても、「それは本当かな?」と思ってしまう。
それは、なぜなのかなと考えていたのだけれど、理由の一つは、
自分の信じたいことしか信じないというバイアスが人よりも強くかかっているから。
 
彼の中で本当であれば別に嘘を付いている訳じゃないんですよね。
ただ、その思い込んでいる本当がほかの人とずれていたり、現実と異なっていたりする。
 
とんちんかんなことを最もなことのように話しているのを見るのは、
なんというか…なんて声をかけたら良いのか分からなくなってくるね。
もっとも、自分が親しい人であれば、何か声をかけてあげるべきなのだろうけれども
見たところによると、そういう親しい人も居なくなってしまったようだ。
 
40代なのだろうけれども、私にはもう彼は老人にしか見えない。
それも、悪いタイプの老人。
でも、彼が今日も生きているかどうかだけを見ていたくなってしまう。